
Tennis Lab
テニスウエア、テニスバッグ、シューズ、アクセサリーなどオリジナルアイテムを開発していきます。
『テニスバッグ 』
『テニスジュエリー 』
Special Interviews ✨
* ジュエリー制作についてスペシャルインタビュー ~BOUTIQUE THREEさん編~
クリエーターインタビュー第2弾では、オリジナルジュエリーの制作をご依頼した
BOUTIQUE THREEの佐藤さんを直撃しました!
Q.普段はどのような環境でどのようなお仕事をされていますか?
普段は大阪の北堀江でBOUTIQUE THREE Jewelry & Thingsというジュエリーの店を運営しています。お店では、3人のデザイナーのオリジナルのジュエリーの販売や、オーダー・リメイクなどを承っています。
Q.ご自身のブランド活動と、お客様からご依頼を受けてするお仕事と違いや大切にされていることなどありますか?
自分自身の商品に関しては、自身が納得できる まで、何回も作り直します。出来上がった商品を見て、「いい感じかな」と思っても、次の日改めてみたときに、
「あれ、やっぱり良くない、、、」と気分が変わることはよくあります。
自分自身の商品でしたら、作り直せばいいのですが、オーダーはなかなかそれが難しいです。せっかくご依頼していただく以上、お客様のご希望以上に応えられるように、ヒアリングを何回も重ね、コミニケーションをとるようにしています。お客様も緊張していたり、遠慮される場合があリますよね。お客様も完成するまで心配かと思うので、安心してオーダーいただけるように心がけています。そのように出来上がったオーダー品はお客様も喜んでくれますので、嬉しいですね。
Q.(今回 TOKYO TENNIS CAFEでご依頼したように)簡単なイメージ図から実際のジュエリーの設計をすることはどのような難しさがありますか?



写真上:CADの画面を見せながらデザイナーとの打ち合わせの様子
写真下:画面を360度回転させて細かく修正していく
そうですね、お客様が考えていることを、そのまま再現することができない場合があります。主に構造や、強度・着け心地の問題です。そのようなときに、私の方でアレンジしてご提案することになるのですが、お客様の望みを叶えつつ、実際のジュエリーとして成り立つように折り合いをつけることがとても難しいです。
ですが、自身の知識と経験を活かし、常により良い提案ができるように研究をしています。
Q.実際の商品をご覧になって感想は?
私が普段しないデザインでしたので、形になっていく工程は楽しかったです。実際に商品を確認したときは、とても可愛いいと思いました。特に3つのラッキーチャームがレイアウトされたペンダントは、レイアウトのバランス、配置など細かく調整しましたので、バランスよく仕上がりました。デザイナーの世界観が詰まったおすすめのペンダ ントです!
「ブランドのオリジナルジュエリーを作る」という新しい挑戦にあたり、専門家である佐藤さんに一から細かくご指導いただきやっと商品が完成しました。デザインの方向性や、譲れない部分をしっかりくみ取っていただき、納得できるまで何度も修正をしていただきました。ご自身のブランドが醸し出す力強く、かつ静謐な世界観とは異なり、打ち合わせ中の物腰柔らかで優しいご対応が印象的でした。初めてのPOP UPにもご協力いただきましてありがとうございました!
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* オリジナルイラストについてスペシャルインタビュー ~TOMさん編~
いつもTOKYO TENNIS CAFEのために素敵なイラストを描いていただいてるイラストレーターのTOMさんにインタビューにお答えいただきました!

イラストレーター
cotonxcoton TOM
Q.イラストを描く上で大切にされていることは何でしょうか?
譲れないポリシーということでもないのですが、自分の中にある理想として「日常を切り取ったようなイラストにしたい」という想いがあります。
そのため、人物イラストを描く時に気をつけているのが下記の内容です。
・人物の目線を(イラストを見た人から)逸らすことが出来る角度に極力すること(ご依頼内容によっては難しい時もあります)
・描き込みすぎないこと
「シンプルでちょうどいいおしゃれさ」みたいなものを表現するためのバランス感みたいなものをいつも意識して描いています。


Q.普段どのような環境でイラストを作成されていますか?
自宅で作業しています。特に決まった時間というのはないですが、家族の休みに合わせて土日祝日は休むことが多いです。
Q.TOMさんのイラストを拝見して、ファッションが素敵だと感じていますがどのように考えているのですか?
ファッションブランドのコレクション、雑誌のスナップ、SNS、街中のショップや人々を見たりします。
「トレンドを日常生活に落とし込むとどうかな?」と考えたり、「こういうキャラクターの人物だったらどんな服を選ぶかな?」みたいな想像をしたりします。
Q.( WEBに掲載されている)ハンドメイドの作品について教えてください。
ハンドメイド作品は自分自身の楽しみという感覚で作っています。
昔からものづくりが好きなので、「こういうものがあったらいいな。可愛いのにな。」と日常生活で感じたら作ってみる感じです。
イラストを描くのもハンドメイド作品と同じように自分の楽しみで描く時と、ご依頼いただいてそのプロジェクトの目的に向かって描く時の2パターンがある気がします。
Q.TOKYO TENNIS CAFEのイラストについてどのように取り組まれていますすか?
スポーティさとファッションを掛け合わせたイメージのイラストにしようと意識して描いています。
描く人物も、街中にいて絵になる今っぽさみたいなものをイメージしています。
実際に仕上がった商品のお写真をお見せいただいたら、私の好きなテイストの色や素材のチョイスをされていて、なんだか嬉しかったです。
cotonxcoton「コトンバイコトン」はハンドメイド作品を発表するブランドとしてTOMさんが学生時代に考えた名前をそのまま使っていて、当時コットン(綿素材)の作品をよく作っていて、ナチュラルで優しいイメージと「コトン」という擬音が可愛いなと思い名付けたそうです。TOMさんの描かれるイラストも、ハンドメイドの作品もあたたかくて、可愛くて、ちょっと懐かしくて、、大好きな世界観です!
TOMさん、インタビューを快く引き受けていただき感謝しています!これからもよろしくお願いします!
* Develop new products その2
Tシャツのイラストをお願いしているイラストレーターさんに新作を描いていただきました。今回はREI(女性の名前)のリラックスバージョン。予定していたテニスが雨で流れてしまったため、家で静かに過ごすシーンを切り取っています。
今回新商品を開発するにあたり、本来あれもこれも機能を詰め込みたいところでしたが。。。まずはシンプルに、イラストの良さを生かしたバッグをつくっています。同じシリーズで長袖のTシャツもお披露目予定です。

* Develop new products
2024年は、バッグ、Tシャツ、ジュエリーとオリジナル商品を開発して販売してきました。新年を迎え、新たな気持ちで皆さんに届けたい商品を手掛けて行こうと思っています。
ラケット、シューズ、ウエアすべてを収納できるトートバッグもしくはバックパックをデザインしてみることに。画像はブランドを立ち上げる前に「こんな商品つくりたい」と集めたコラージュです。初心に帰りながらもTOKYO TENNIS CAFEならではの3つのポイントを大切にしていきます。
あたたかい(Warm)
どこか懐かしい(Nostalgic)
シンプルだけどこだわりのある(Simple & Unique)
まだアイデアの種がやっと手のひらにあるだけですが、時間をかけて育っていくことを楽しみたいと思います。



テニスジュエリーでありながら日常生活でもずっと身につけられて幸せを運んできてくれるジュエリーを作りました。
このネックレスは、ロゴで使っているラケットフォルムを中央に、幸運の象徴の四葉のクローバーと今にも羽ばたこうとしている鳥を左右にあしらっています。いつでもラケットを身近に感じていたい気持ちと、テニスと共にある生活で幸運を運んできて欲しいという願いを表現しています。
ネックレスの裏面にはオリジナルの刻印を入れてあります。こちらはブランドイニシャルの Tと王冠を施しています。よく見ると鳥も可愛らしい王冠をかぶっており、実りある未来に向けて進む気持ちをあらわしています。
はじめてのジュエリーコレクションが多くの人のココロに届きますように。
* T-Jewelry カタチにしたい想い

* T-Jewelry 開発について ~後編~
ラフなデザイン画は平面でイメージしていますが、それを立体にしてもらう過程で色々修正が起こってきます。CADで大方の形ができた後に、手作りの暖かさを表現するために、修正を加えていきます。例えば円を作っている粒々はひとつひとつ微妙に形を変えてもらっています。また、レリーフの大きさや凹凸など小さなことにこだわっていくことが大切だと実感しています。
本体を作ってもらうと同時に、チェーン部分を調達するために、初めてチェーン屋さんに行き、チェーンや丸カンなどのパーツを調達しました。ここでもまた、イメージに近いチェーンの太さや長さなど、多くの選択が必要でした。今までジュエリーのチェーンは選ぶものではなく、ついてくるものという感覚でしたが、今回は完全オリジナルなジュエリーのためにチェーンパーツもこだわって選択しました。


* T-Jewelry 開発について ~前編~
ご自身のブランドで活躍されているデザイナーさんにテニスラケットのジュエリーを依頼したことがありました。今から10年以上前のことでした。繊細な装飾で唯一無二のジュエリーを作りだしているCLASさんにラケットジュエリーをデザインして仕立ててもらったのがこちらの写真です。
当時わたしのぼんやりとしたオーダーに対して、これまで見たことのない、そして期待以上のジュエリーが出来上がってきた時の感覚は今も忘れません。今でもこのジュエリーをつける度にその想いがよみがえってきます。
そこから「欲しかったけど、どこにも売っていない」テニス関連の商品を作ってみたいという今のわたしの活動につながりました。
ホームページをオープンして1年。バッグに続いて一番作りたかったジュエリーの開発を始めました。わたしのモノづくりの仕方はラフなデザイン画と、自分の作りたいものをクリエーターさんに相談して、少しずつ進んで行きます。今回ご協力をお願いしたのは、『BOUTIQUE THREE Jewelry & Things』の皆さん。自分が知らなったジュエリーの制作方法を学んでいきながら、クリエーターさんからのプロのアイデアで、商品がどんどん形になっていきます。自分でコツコツ作りあげることも素晴らしいですが、プロの方と相談しながら、新しいアイデアによって期待以上のモノが出来上がっていく過程にモノづくりの醍醐味を感じています。



* Canvas & Leather Tote Bag ( black )
帆布と革のコンビの素敵なハイブランドのバッグを見たことがきっかけて思いついたトートバッグです。革の大きめポケットと革の持ち手は新しい挑戦でした。最初のイメージデザイン画は前作のトートバッグを素材違いで考えていましたが、新たなサイズとデザインで、肩掛けもできる2way仕様となりました。革の高級感があるので、スポーツシーンではなく、ビジネスや日常的に使えるものになりました。
革の持ち手づくりに苦戦。
サイズに合わせて革を裁断し、中に持ち手補強テープを仕込み貼り合わせてミシンをかける。しかもカーブを作りながらミシン掛け。革は一度針目を入れてしまうと修正がきかないので何本も作りなおして無事に完成しました(汗)






* Canvas Tote Bag
ターコイズブルーのキャンバス地(帆布)を手に取った瞬間、こんな色のトートバッグがあったらテンション上がるなと思ってデザインしました。コートに持っていく最低限のものを持ち運びするバッグです。500㎜のペットボトルフォルダー、お財布などを入れる内ポケット、すぐどこかにいなくなるペンと携帯の居場所をしっかりつくりました。
型紙作り→生地の裁断→ポケットなどのパーツの縫製→全体の組み立て→仕上げの金具 などの工程を経てファーストサンプルが完成しました! 下準備が大変で、このまま完成するのだろうかと不安がピークに達した時に急に立体になって裏表ひっくり返し、完成を迎える。バッグの制作は工作とかプラモデルなどに似てると感じました。
デザイン画の段階では、普通の持ち手を考えていましたが、実際に成形して仕上げをする際にワンハンドルにしたらどうかな?と思い、そちらに変更しました。作りながら変えていけるのもオリジナルバッグの醍醐味ですね。







* Racket Bag

お花屋さんが、花束を運ぶ専用のフラワーバッグを見たことがあります。キャンバス地で逆三角形で花束を運ぶだけのために作られたそのバッグは、とてもすがすがしく、大切なお花を相手に届けたいという作り手の想いがこもっているものでした。
テニスをするプレーヤーにとってラケットはお花屋さんのお花と同じくらい大切なもので、そのラケット1本を入れるためだけの専用のバッグがあってもいいのでは?という気持ちでこちらのバッグを作成しました。そしてラケットと同じくらい大切な携帯の居場所も作ってみました。
※2つ目の写真はバッグを作ってくれた友人がお揃いで作ってくれたトートバッグです。



ラケットを入れる袋は、基本的にメーカーさんのものを使っている人が多いと思います。ラケットバッグに入れるにしても、そのまま抱えるにしても可愛いものはあまりないな.…という日頃の悩みから手作りの袋を作りました。
抱える際のサポートにハンドルを付けたこと、リバーシブルにしてラケットバッグに応じた色を楽しめる仕様になっています。次回は表地を無地・裏地を柄物、もしくは表地に撥水生地を使うとより実用的になりそうです。
* Reversible Racket Bag



