ウエスタン&サザンオープンの決勝戦では、4時間近くの死闘を制してジョコビッチ選手が優勝を飾りました。1カ月前のウィンブルドンの決勝戦で同じくフルセットで、アルカラス選手が優勝をしたのは記憶に新しいですね。グランドスラムではジョコビッチ選手が圧倒的に有利だという下馬評を覆して優勝したことで、わたし達テニスファンはいよいよ新王者の時代がやってくることを期待していました。けれど今回のジョコビッチ選手の意地の勝利で、新時代ではなく、2強時代をやってくるのではと思ってしまいます。
マッチポイントまで握った後、ジョコビッチ選手に逆転されたアルカラス選手は、トロフィーセレモニーで涙をこらえながら(おそらく涙を流していたでしょうか?)感謝の言葉を述べていました。若干20歳で、No.1の位置にいるアルカラス選手ですが、その初々しい発言と、コート上の冷静なプレイ、品格ある行動には非常に惹きつけられてしまいます。
28日から始まる全米オープンテニスでは、また両者の対決があるかもしれません。応援していきたいと思います。
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